裁判所へ
ともはれ、弁護士のいう「限定承認」とやらいう手続きをやらねばならぬ、と頭の中は一直線。ネットで調べて書式をダウンロードして、手続きに必要な確認書類を集める。
そんな作業はやろうと思えばやれるものです。ただ、それがどんなことを含んでいるのかなどということは全く分からず、最初に会った会社の二人の弁護士の若手の方のN弁護士の物言いは、まるで相続放棄と同じように取れるような言い回しに聞こえたのです。たぶん、N弁護士は実務経験がなく弁護士でありながら勘違いしていたのではないか、と思われます。(後に債権者から問い合わせが来た、と相談したら、え?本当に来たんですか?とお応えでしたから。私の受け取り違いかもしれませんけどね)
よく、免許証書き換えで試験場に行くと「代書屋」というのを見かけますね。「申請などは自分で出来るもの」と専門業者などに任さなくても、国民のために用意された法的サービスは真っ当に受けられる、と思っていたのです。弁護士と代書屋を一緒にしちゃいかんですな。
裁判所というのは、当事者が行けばそれはそれで文句ないわけで、別に弁護士でなくても、申述位は出来るものです。
でも、その後何をしなければいけないか、とかどんなリスクがあるか、なんて、誰も教えちゃくれません。
ともはれ、よろしくお願いします、と規定の収入印紙を買って持って行けば、トコロテン式に申述受理、ということになっちゃいました。
その時は、公告のことだけは裁判所から言われました。政府の公報を出している新聞社があって、そこが必ず仕事出来るように紹介するらしいです。もちろん、お金がかかるんですよ。そういう商売がちゃんと備えられているワケで、上手いことできているもんです。