底抜け脱線人生の歩き方

夫の突然の交通事故死。限定承認、会社の清算、失業、未払い賃金立替闘争、父の死、婿ウツ、etc. 底抜け脱線人生の顛末。

K弁護士。

事故の交渉、ということで、とうとう正式に弁護士の力を借りることになりました。その先生は赤坂見附の駅そばにコンパクトでスマートなオフィスを構えておられました。いろいろなんですね。弁護士さんも(この後まだ何人か会っていますので、また書きます)。

初老、というかベテランさんらしきそのセンセイは、いつもTさんと組んで事故の処理などをされているようで、事故に関してはとても経験がありそうでした。

でも、今回はかなり複雑です。とにかく、事情を話してどうしたら良いか、お聞きしました。

何となく、親身になって聞いてくれるというより、妙な調子よさで、言いくるめられそうな感じがする方でした。Tさんのご紹介の方ですから、敢えて断るという選択肢は持っていませんでしたし、弁護士というのはこんなもんだ、と思って話を聞いていました。

ともはれ、誰かに頼まなければ取れるものも取れない、と思い、委任契約を結ぶことにしました。

条件は着手金+成功報酬の1/10。まあ、真っ当な数字だそうです。ふうん。

 

いつも疑問に思います。損害賠償請求額って、損をした分、ですよね。それが取れた時に10%弁護士に払ったら損害の90%しか手当してもらえないことになっちゃいますよね。そこはこっそり水増ししてもらわなきゃいけないんでしょうかね?

 

弁護士を雇う。そんな人になるとは思わなかった…。